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6日目:10月27日(日)
箱根、只見





  Tadami
今日の予定。箱根から東京に行って、そのまま只見へ。只見はこじんまりした街で、毎日電車の本数があまり走っていないので、予定通りに電車を捕まえなくてはなりませんでした。そうしないと次の電車まで長時間待たなければならなかったからです。ということは、不幸にも私たちはいくらか早起きしなければな らないということでした。旅館で朝食をとると、荷物をまとめて新幹線で駅に向かい、東京駅にはかなり早く着いてしまいました。

ミキはそのまま残って私は新潟行きの新幹線に乗り換えました。2,3回乗りつぐこと数時間、ついに私は只見に到着しました。乗車していたうち最後の方で、只見は山間にきわめて閉ざされていたの で、山の斜面のトンネルを長いトラックが走っていたのがおもしろかったです。また、景色もすばらしく、色とりどりの森や山、そして川。東京とはかなり対照的で、だからこそ最初の場所に私はここを選んだのです。

駅から歩いてすぐ、予約していた旅館を発見しました。部屋に行ってからカメラを持ってちょっとした散歩に出かけました。只見までは川が流れていたので、橋まで歩いてそのまま河口の方へ下って行くと、そこはほとんど人気がありませんでした。住宅や整備された畑などはあちこちにありましたが、人はいません 。2,3台の車と、たまに人が散歩をしていましたが、私と同様一人で歩いていました。

まもなく暗くなり始めたので、山の中は夕暮れも早くあっという間だろうと思いました。北の方に明るい光が見えたので、チェックしにいくと、それはパチンコだったのでやってみることにしました。1000円を投入するとすぐに777を当てて球を沢山もらいました。球をレジに持って行き、今回はどんなチップ スとソーダがもらえるのかと思っていると、彼女は他の両替所で換金できるチップに換えてくれました。それはとても良いサービスで6000円分を獲得しました

旅館に歩いて戻り、スナックをいくつか買いにコンビニエンスストアに立ち寄りました。旅館では地下の大広間ですぐ夕食が始まりました。料理は箱根の旅館と似ていましたが、違った食材も多く入っていました。そして今回も食べたものはよく分かりませんでしたが メインディッシュはすき焼きでした。基本的には、テーブルの上のたくさんの肉や野菜を電気ポットでゆでるものです。小鉢にはいった生たまごが添えられていて、肉と野菜がゆでられたら、それを生たまごにつけて食べるのです。生たまごを口にするのにためらいがありましたが、みんなそうしていたのでしない手 はありません。しかもおいしいかったです。

夕食を食べ終わり部屋に戻ると、旅館の女将が布団を敷きに来て、部屋にいる間に私がどうして只見に来たのかを尋ねてきました。私はまさに大都会とは正反対の只見のような田舎町を訪れたくて、日本のすべての大都市からも離れていてしかも東京からそう遠くない場所、それこそが只見だったのだと地図を取り出 して、日本語で説明しようとしました。彼女が私の日本語を理解したのかは分かりませんが、若い女性を呼び出して同じ質問をされたので、私はできる限り最善を尽くして答えました。最終的にはまた英語の得意な女性を連れてきて、私たちの通訳をしてくれました。しばらくおしゃべりすると、彼女はフェイスブックに私を登録し てくれました。